親知らずの抜歯・移植|品川区中延の歯科医院|中延デンタルクリニック

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親知らずの抜歯・移植

親知らずの抜歯・保存について適切な診断をいたします

親知らずの抜歯・保存

中延デンタルクリニックでは、親知らずの抜歯や保存について適切な診断を心がけています。親知らずはトラブルが起きやすいため、抜歯されることが多い歯ではありますが、健康な状態であれば、将来的に移植などで活用することができるため、当院ではできるだけ保存するようにしています。もちろん、トラブルが起こりそうな場合にはできるだけ早めの抜歯が望ましいため、親知らずに違和感を感じている方やご自分の親知らずの状態が不安な方は、ぜひ一度親知らずの検査をおすすめいたします。

神経を傷つけないよう親知らずを2分割抜歯した症例

中延デンタルクリニックで実際に行った親知らずの抜歯症例をご紹介します。

親知らずを2分割抜歯した症例

神経や血管が通っている下顎管近くの親知らずを抜歯した症例です。

親知らずを2分割抜歯した症例

事前の診査・診断結果を基に治療計画を立て、下顎管を傷つけないよう、親知らずを手前側と奥側で2分割した後、2回に分けて抜歯しました。

親知らず抜歯後下顎管近くにある親知らずは、抜歯の際に神経や血管を損傷するリスクがあるため、大学病院などで処置をされることが多い症例ですが、適切な治療計画・処置により、安全に抜歯することができました。

抜歯した事により、骨が増えて7番目の歯がより頑丈になりました。抜歯後の経過も良好です。

年齢・性別20代 女性
治療期間約3ヵ月
治療回数2回
費用保険適用
リスク・注意点・抜歯の際に神経や血管を損傷する可能性があり、神経麻痺や多量の出血を伴う場合があります。
・2分割抜歯の場合は、2回の切開が必要になります。

親知らずの活用法「自家歯牙移植」による咬み合わせの回復

自家歯牙移植

親知らずが健康な状態で残存している場合には、下記のような場合に移植などで活用することができます。

抜歯を検討する親知らずの状態について

中延デンタルクリニックでは、天然歯の保存をモットーに診療を行っており、一般的に抜歯されることの多い親知らずであっても、できるだけ抜かない方針としています。しかし、下記の親知らずのように将来的に他の歯やお口の健康に悪い影響が及ぶ場合には、抜歯を検討いたします。

虫歯・歯周病が進行している

虫歯・歯周病

親知らずはお口の一番奥にあるため、ケアが難しく、不衛生になりやすくなります。そのため、虫歯や歯周病リスクが高く、重症化しやすい特徴があります。親知らずが虫歯や歯周病になった場合は、将来的に周囲の歯やお口全体の健康に悪影響が及ぶ可能性があるため、抜歯をおすすめします。

前方の歯を押している

歯を押している

まっすぐ生えている親知らずは問題ありませんが、スペースがなく手前の歯を押すような形で生えている場合には注意が必要です。成長に伴い、継続的に前方の歯が押されると、少しずつ前方の歯が動き、歯並びや咬み合わせを乱す可能性があるため、できるだけ早めに抜歯を検討いたします。

親知らずの周辺に膿が溜まっている

膿が溜まっている

歯茎の中に埋まった親知らずのレントゲン画像などで、親知らずの周辺に黒い影が確認できる場合があります。これは嚢胞という膿の塊で症状が悪化すると、歯茎の腫れや強い痛みを伴うため、膿の摘出と必要に応じて親知らずの抜歯をいたします。

慢性的に炎症が起こる

炎症

親知らずが歯茎から半分出ている状態や斜め向きに生えている場合は、親知らずの周辺に汚れが溜まりやすくなります。蓄積された汚れによって細菌が繁殖すると、歯茎が炎症を起こし、痛みや腫れを伴います(智歯周囲炎)。さらに炎症が悪化すると、発熱や開口障害など様々な症状を引き起こすため、炎症が繰り返される場合には抜歯を検討いたします。

親知らずを抜歯する上でのリスクについて

神経の麻痺

下顎の骨の内部には、神経が通る下顎管が存在します。下顎の親知らずを抜歯する際、親知らずの歯根が近かったり、接触していたりすると神経を損傷し、稀にオトガイや下唇などが麻痺する可能性があります。

多量の出血

一般的に抜歯の際には、多少の出血を伴います。また、親知らずの抜歯前には、診査・診断をしっかり行いますので、非常に稀なケースではありますが、下顎管という神経や血管が通っている管を損傷した場合、多量の出血を伴うことがあります。

口腔と上顎洞の交通

上顎の親知らずの歯根が上顎洞(鼻の左右にある空洞)まで到達している場合、抜歯するとお口と上顎洞が一時的に交通する状態になるため、飲んだお水が鼻から出てくるということが起こります。極稀に合併症を引き起こすこともありますが、ほとんどの場合、問題なく自然に閉鎖します。

親知らずの抜歯に伴う痛み・リスクを軽減するための対策

中延デンタルクリニックでは、患者さまが不安なく親知らずの抜歯を行っていただけるよう、痛みの緩和はもちろん、抜歯に伴うリスクの軽減や抜歯後のトラブル防止のため、様々な対策を行っております。

CTによる精密検査

CT

骨に埋まっている親知らずや歯根が広がったり、大きくなっている場合は、難抜歯となる可能性が高くなります。そのような場合には、事前にCTでの精密検査を実施し、親知らずの状態や周辺の神経、血管などの位置を把握することで、抜歯に伴うリスクを軽減します。

痛みを抑えた麻酔注射

痛みを抑えた麻酔注射

親知らずの抜歯の際は、事前に局所麻酔を行いますので痛みをほとんど感じることはありません。さらに当院では、患者さまの負担を少しでも減らすため、麻酔注射の痛みについても配慮していますので、どうぞご安心ください。

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抜歯後の侵襲を抑えるスムーズな処置

レントゲンやCT画像

親知らず抜歯後の痛みや腫れの度合いは、抜歯の際に要した時間に比例します。つまり、できるだけ短時間で抜歯することが抜歯後のダメージを軽減するポイントになります。そのため当院では、レントゲンやCT画像などの結果を基にシミュレーションを実施し、スムーズで適切な抜歯を心がけています。

ドライソケット・細菌感染対策

ドライソケット・細菌感染対策

親知らずの抜歯後は、傷口にかさぶたができることでむき出しになった骨を保護します。しかし、かさぶたができなかったり、剥がれたりすると骨がむき出しになるため、激しい痛みを伴うドライソケットや細菌感染リスクが高くなってしまいます。そのため、当院では抗生物質の処方をはじめ、必要に応じて抜歯した穴に予めコラーゲンを充填するなど、抜歯後のトラブル防止に努めています。

品川区中延で痛みの少ない親知らずの抜歯・移植をご希望の方へ

親知らずの抜歯・移植

中延デンタルクリニックでは、抜歯される歯の代名詞である親知らずの将来的な活用法なども考慮し、適切な診断を心がけています。抜歯となった際にも、患者さまの不安を少しでも解消するため、リスクや痛みの軽減に努めています。品川区中延で親知らずの抜歯・移植をご希望の方はぜひ、荏原中延駅前の当院までお気軽にご相談ください。

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